和名は何重にも重なって生えることから。茎や葉の刺で、衣服にひっつくのできらわれる。
茎は4稜形、稜に下向きの刺が生える。葉は長さ1〜3p、幅2〜4oの広線形〜狭倒披針形で、6〜8枚が輪生する。輪生する葉の1対だけが葉であり、他は托葉が変形したものである。これがこの属の特徴の1つである。葉の先端は針状にやや下向きに尖り、縁と裏の葉脈にも先が曲がった刺が生える。花は直径約1.5o、花冠は4裂し、黄緑色。花冠の下に2個の球をくっつけた形の子房がある。子房の表面にも先が曲がった刺毛がある。雄しべ4個。果実(痩果)は2分果、熟すと、褐色になり、分果に分かれて取れやすくなる。種子は分果に1個ずつ。
アメリカの自生種である Galium aparine L.(stickywilly) は花冠が白っぽい。この種も日本で確認されており、花が白色のためシラホシムグラ(仮名)と呼ばれている。両者はよく似ており、G.
spurium も G. aparine に含めるという説がある。(参照 Calflora Taxon Report 3736)
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