スミレ類全体を指してスミレと呼ぶ場合もあり、マンジュリカと呼んで分ける場合もある。葉は長楕円状披針形(へら形)で、葉柄にはっきり翼があり、斜め上に伸びる。花期の葉身は長さ5〜8cm。葉の根元が紫色を帯び、根も紫褐色。花後の葉は三角形に近くなり、葉柄も長くなる(下側の写真)。花は直径約2cm、濃紫色。唇弁の中央部は白く、紫色のすじが入り、側弁の基部には白い毛が生える。距は短いことも多い。萼片は普通、緑色で、紫色を帯びない。分布域が朝鮮半島から中国まで及び変異も多く、花弁の幅や毛の量など、変化が多い。類似の
ヒメスミレは小形で葉の翼がなく、葉の裏や萼片が紫色を帯びる。
ノジスミレは普通よい香りがし、全体に微毛が生え、側弁が無毛で、根が白い。