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薄暗い山道のコンクリート側溝に生えていたものである。近くにツルチョウチンゴケやトヤマシノブゴケの群生もあった。
茎は稀にしか分岐せず、12〜35対の葉を扁平につける。葉は長さ2.5〜4.0mmの披針形、鋭頭。葉縁は1細胞層の厚さであり、3〜4列の明るい細胞が全周にあって、帯び状の縁取りのようになる。上部の葉縁には鶏冠状の鋸歯があり、これが和名の由来である。中肋は葉先に達する。葉身細胞は長さ6〜10μmの円形〜丸みを帯びた六角形、厚壁、厚角。雌雄異株。凾ヘ傾いてつき、非相称。雄植物は雌植物の葉上につく。
類似のハネホウオウゴケは濡れた岩上に生え、茎が分岐しない。ホウオウゴケは濡れたところに生え、葉が大形。ナガサキホウオウゴケも濡れた岩上に生え、やや葉が小形で、茎に葉が多数つき、長くなる。
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