花は11月末頃から見られるが、開花が盛んになるのは1月末頃からである。
幹は灰褐色〜黄褐色で、滑らか。葉は互生し、無毛でやや厚く、表面に光沢があり、長さ4〜8pの長卵形、縁に低鋸歯があり、先がとがる。花は直径5〜7pの5弁花。雄しべは多数で、花糸が中間部で合着して筒状になる。雄しべの基部は花弁と合着して、花も筒状になっているので、離弁花であっても合弁花のように咲いたままの形で落ちる。花の蜜が多く、花筒の底に蜜がたまる。子供のときに花を取って吸ったことがあるのを思い出す。
サザンカの花は花弁が平開し、雄しべの基部だけが合着し、筒状にならない。花後に花弁がバラバラに落ち、雄しべがあとから落ちる。