和名の由来はイネの種もみを水に漬け、苗代の準備をする頃に咲くことから。一見ナズナに似ているが、実が細長い。
茎の下部は紫色を帯びる。葉は長さ3〜9pの羽状複葉。頂小葉は側小葉よりやや大きく、側小葉は長楕円形で、3〜7対(普通4対以上)つく。葉柄や葉縁に毛がある。花は白色の4弁花。花弁の長さ3〜4o。萼片4個。長角果は長さ約2cmの細い円柱形、種子は1列。
よく似たヨーロッパ原産の帰化種である
コタネツケバナは小型で、無毛、種子にひれ(鰭)があるのが特徴。同じくヨーロッパ原産の
ミチタネツケバナは花期にも根生葉があり、果実が花のまわりに上向きに立ってとりまくようにつく。
水流のある場所に生える
オオバタネツケバナは茎が直立せず、紫色を帯びず、無毛。また、側小葉が少なく、頂小葉が際立って大きい。オオバタネツケバナとタネツケバナとの中間的な形質をもつものをミズタネツケバナに分ける説もある。
オランダガラシは水中に生え、若いときは側小葉が丸く、花期には卵形〜惰円形になる。また、長角果の種子が2列。