水田の雑草としてきらわれている。図鑑の解説では、葉縁が白く肥厚し、小穂も淡緑色であり、紫色を帯びないとされている。小穂は大きく、長さ3.5〜4.5mmで、芒はやや長いことがあり、3〜10mm。第1苞頴は大きく、先が尖る。
イヌビエと異なり第1小花の護頴の表面に光沢があり、膨らんでいる(腹が丸い)。上の写真の4個の小穂はすべて同じ花序のものであり、この2種のタイプが混在していた。写真のものは水田でなく、畑に生えていたものであり、紫褐色を帯びていて、葉縁も紫褐色である。
ヒメタイヌビエの小穂の長さは3mm程度であり、ヒメタイヌビエには芒がほとんどない(0.5〜1mm)。全体に大型(草丈80cm、小穂の長さ3〜4mm)であることから、タイヌビエと判断した。色や小穂の形からだけでは判別が難しく、このようなタイプもよくあるようである。