1992年に初めて横浜市で確認され、現在では関東から九州に帰化している。三河地域にもかなり見られるようになっており、蒲郡市、岡崎市、幸田町、豊田市で確認している。特に幸田町、岡崎市などでは多く、大群生が見られ、ヒメオドリコソウより多くなっているところも多い。花期も長く、6月末でも花が満開の場所もあるほどである。
ヒメオドリコソウの変種として分類している場合もある。
ヒメオドリコソウは明治中頃に渡来し、どこでも見られるようになっているが、これによく似て葉の鋸歯が深く切れ込むものである。葉の色はヒメオドリコソウほど紫が強くなく、ホトケノザと同じような色をしている。花冠は長さ10〜15o、
ホトケノザより花が短く、ヒメオドリコソウより花が長く、中間の形態をしている。花は下唇の形がホトケノザとやや異なり、花の色もうすく、ツボミがピンク色である。花色は淡紅色が普通であるが、淡青色のものも見られる。萼は5裂し、裂片の先がとがり、裂片の先に延びるように脈が隆起し、脈の一部が紫褐色になる。また、萼には白毛と腺点がある。臭いはいやみがある。分果は淡褐色、長さ2.5o、3稜がある。