キツネノボタン  狐の牡丹
[学名] Ranunculus silerifolius H.Lev.
Ranunculus quelpaertensis (Lev.) Nakai
キンポウゲ科 Ranunculaceae  キンポウゲ属
三河の野草
キツネノボタンの花
キツネノボタンの花2
キツネノボタンの集合果
キツネノボタンの果実
キツネノボタンの茎
キツネノボタン
キツネノボタン葉
 和名の由来は葉の形が牡丹に似ていることからといわれている。
 茎は中空、円筒形、わずかな斜上毛があるだけでほぼ無毛。葉は3出複葉で、小葉がさらに浅く2〜3裂し、小葉の先や鋸歯はあまり尖らない。花は直径1〜1.5pで、黄色い5弁花。花弁は光沢が強く、花弁基部に鱗片状の蜜腺がある。雄しべ多数、雌しべ多数。萼片5個。集合果はコンペイ糖のよう球形。痩果は扁平で長さ3.5〜4o、はっきりした稜がなく、花柱の先がとげのようになり、鉤状に曲がる。
 類似種のケキツネノボタンは全体に開出毛や伏毛が多く、葉の幅がやや狭く、切れ込みが深く、鋸歯がとがる。痩果ははっきり扁平で、3稜があり、とげの先がそれほど曲がらない。ケキツネノボタンには開出毛が少なく、果実の刺が曲がるものもあるが、伏毛の有無や葉形、痩果などで判別する。
 変種のヤマキツネノボタンは小型で、花茎が細長く、斜上毛が多い。痩果はキツネノボタンと似ていて、痩果の先のとげが曲がる。
 外来のトゲミノキツネノボタンは全体にほとんど無毛、鋸歯が欠刻状で、痩果の両面に軟弱な刺状突起を散生する。
[花期] 4〜7月
[草丈] 30〜80cm
[生活型] 多年草
[生育場所] 田のあぜ、湿地
[分布] 在来種 日本全土、朝鮮、台湾
[撮影] 幡豆町 11.5.18
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