アレチハナガサや
ヤナギハナガサと長い間、混同されていた。茎の断面はやや綾のある四角形で、荒い白毛が生え、ざらつき、中実。茎葉は対生し、広線形で先端半分に鋭い鋸歯がある。葉先が鋭くとがり、葉の基部は茎を抱く。茎の上部でよく枝分かれし、穂状花序を多数つける。花冠は5裂し、直径約3mmの淡青紫色。花筒部は短く、あまり突き出ず、出ても萼の2倍程度まで。萼や托葉などには白毛が密生するが、腺毛はない。果実は4分果。種子は長さ約1.3o、乾くと腹面に不定形の白色の粒が現れる。
類似種で葉が茎を抱かないのがアレチハナガサである。花冠が大きく、派手なのがヤナギハナガサであり、花筒部が長く、萼に腺毛が生え、茎が中空である。