茎や花の軸からカメムシのようないやな臭いの粘液を出し、油のような光沢があり、これが和名の由来である。葉は長さ40〜60p、幅約1pの線形で、葉の基部には長毛が生える。下部の葉には長い柄があるのが特徴である。長さ約30pの円錐花序は先が弓状に曲がり、花序の枝は糸状、茎から放射状に出て下垂する。小穂は柄が長さ約5oと長いもの(長梗)と長さ約3oの短いもの(短梗)が対になってつき、長さ約6o、基部に短毛がある。苞穎には長毛が散生し、第1、第2ともに先が短芒状になる。護穎と内穎はともに膜質、護頴に長い芒がつく。葯は初めは紫色で、褐色に変わる。果実(頴果)は形が
ススキに似て、長さ約3oと大きく、褐色、表面の細かい縦しわはほとんどない。
ヒメアブラススキは全体にやや小さく、花序が数回分岐し、小穂が数個、固まって小花序になり、小穂も芒のあるものと無いものがある。
オオアブラススキは根茎が長く、葉の表面に短毛があり、長い葉柄がなく、葉の基部に毛がない。また小穂に毛が密生し、対の小穂の1個が無梗。