和名の由来はアブラススキに似て、小さいことから。茎は直立し、叢生する。茎には毛がないが、節だけに白色の毛が密生する。葉は長さ8〜25p、幅2〜7mmの線形で、葉の基部には長毛が生える。葉の質はやや堅く、両面および縁に小さな刺があり、ざらつく。長さ8〜25pの円錐花序で、花序の枝は細く、節に長毛が散生する。枝は2〜3回分岐し、枝の先に数個(普通5〜7個)の小穂が固まった長さ5〜8mmの小花序をつける。小穂は赤褐色を帯び、基部に毛がある。小穂には無梗小穂(小穂柄が無いもの)と有梗小穂(小穂柄があるもの)があり、有梗の小穂は雄性で芒がなく、長さ3〜3.8mm。無梗の小穂は両性で芒があり、長さ2.5〜3.5o、芒の長さは10〜15mm。無梗小穂と有梗小穂が対になってつくが、小穂が奇数個の場合、小花序の先端に2個の有梗小穂がつき、耳のように見える。
アブラススキは全体に大きく、対になる小穂が長梗と短梗で、両方とも芒があり、両性で大きさもほとんど等しい。