タチスゲ  立菅
[学名] Carex maculata Boott
カヤツリグサ科 Cyperaceae  スゲ属
三河の野草
タチスゲの穂
タチスゲの小穂
タチスゲの柱頭
タチスゲの果胞と鱗片
タチスゲ
タチスゲ苞の鞘
タチスゲ果実と果胞の乳頭状突起
 和名は茎が直立し、小穂も直立する姿にから。全草が白っぽく緑白色に見えるのが特徴。葉は柔らかく、幅3〜6oで、裏面が粉白色。苞葉は長く、基部が有鞘。雌小穂は幅約4oの円柱状で、果胞を密につけ、先端に短い雄花部をつけることが多い。果胞は広卵形、やや扁平で、数個の隆起した縦の脈がある。短い嘴があり、口部は全縁。果胞や小穂の柄にゴウソと同じような乳頭状突起が密につく。果胞は乾燥するとときに赤褐色に変色する。鱗片は果胞より短く、白色で中肋は緑色、鈍頭、先は芒にならない。痩果は3稜形。柱頭は3分岐。
 色がよく似たヒメゴウソは苞葉の基部が無鞘、果胞の脈が不明瞭又はあっても隆起しない。また、柱頭が2分岐、鱗片の先が芒になる。
[果期] 5月
[草丈] 30〜50cm
[生活型] 多年草
[生育場所] 低地の湿地
[分布] 在来種 本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄
[撮影] 三ヶ根山  07.6.16
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