アメリカアゼナの変種で、アメリカアゼナと混生していることもよくある。
茎の中部以上の葉の基部が円形〜惰円形で、茎を抱く。茎下部の葉の基部は楔形、最下部の葉だけ基部が楔形となることが多い。葉には2、3対の鋸歯があるが、アメリカアゼナに比べて不明瞭。花柄の長さは苞葉の1〜1.5倍。花は白色〜淡青紫色で、花の下唇に紫色の斑紋がつくことが多い。雄しべは4個つき、下側の2個は葯がない仮雄ずいとなっている。果実の先は尖る。種子は長さ0.3〜0.4(実測0.3〜0.38)o、横の隆起線がある。
アメリカアゼナは縁に低い明瞭な鋸歯があり、基部は楔形で、花柄は苞葉の長さの0.5〜1倍。
在来種の
アゼナは葉に鋸歯がなく、葉の基部がやや狭まり、3〜5脈がはっきり見える。雄しべは4個全てに葯があり、種子に隆起した横線がない。
ヒメアメリカアゼナは葉の形がタケトアゼナに似るが、鋸歯がはっきりし、花柄の長さが苞葉の2〜3倍と長い。