スズメガヤ  雀茅
[学名] Eragrostis cilianensis (All.) Link ex Vignolo
イネ科 Poaceae  スズメガヤ属
三河の野草
スズメガヤ花序
スズメガヤの鞘口の毛
スズメガヤの葉舌
スズメガヤの花序の分岐点の腋毛
スズメガヤ節の上下の腺点
スズメガヤ葉鞘の腺点
スズメガヤ
スズメガヤ小穂
スズメガヤ苞頴
スズメガヤ護頴、果実
スズメガヤ果実の比較
 コスズメガヤによく似ている。コスズメガヤに比べて少なく、なかなか見られない。小穂の幅が明瞭に広く、果実が稔ってくると、より白っぽく見える。コスズメガヤは多く、小穂の幅がやや広い程度のものはほとんどコスズメガヤである。
 茎は平滑、下部が平伏し、先が斜上〜直立する。葉舌は白色、毛状。葉鞘は無毛、鞘口に長毛がある。葉鞘、節の下、花序枝、小梗、苞頴や護頴の竜骨上などに腺点があり、粘り、ところどころに黄褐色の汚れがある。腺点は大きく悪臭がする。花序は円錐形、花序の分岐点には腋毛がある。小穂は扁平、長さ4〜10o、幅2.5〜3.5oの披針形、8〜30個の小花からなり、やや紫色を帯びこともある。第1苞頴は長さ1〜2o、1脈、第2苞頴は長さ1.2〜2.5o、ほぼ3脈であり、竜骨上に大きな腺点がある。護頴は3脈があり、長さ1.5〜2.5o。果実は長さ0.5〜0.6oの卵球形、やや赤色を帯びた褐色。
 コスズメガヤはスズメガヤに比べて小穂の幅が2o以下と狭く、線状披針形で、花序の分岐点に普通、毛がなく、全体に腺点が小さく、臭いが弱い。
 ニワホコリの小穂は小花が4〜8個で、淡赤紫色が濃い。また、第1苞頴が小さい。
[花期] 8〜10月
[草丈] 20〜50cm
[生活型] 1年草
[生育場所] 道端、畑地、草地、空地
[分布] 在来種 本州、四国、九州、沖縄
[撮影] 吉良町  11.9.15
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