和名の由来は茎が立ち上がることから。乾いた道端や、アスファルトの隙間などで見られるが、栄養に富んだ畑の縁でもよく見かけられる。基部が太くなった直根はなく、根茎は浅く横に伸びる。ただし、ほとんど直根だけの場合もある。茎は基部でよく分岐して、先が5〜40cm直立し、細かい上向きの白毛がある。立ち上がった茎は
カタバミより太く、短い節間で花柄を出す。茎葉も1箇所から2個ずつ出ることが多く、葉が多数、密集してついたように見える。托葉は明瞭だが、節が膨らみ不明瞭な場合もある。花柄に白毛が密生する。種子は長さ約1mmとカタバミより小型で、表面に白い破線の皺が10本ある。この白い破線は種子が外種皮から飛び出したときには白くなく、付着している液が乾くとともに数秒で白くなる。
カタバミにも茎が立ち上がるタチカタバミといわれる品種のものがあり、茎が立っているかどうかだけでは判別できない。直立した茎の節間が短く、葉が密集するのがオッタチカタバミであり、種子が見つかれば確実に判別できる。草株が小さく、基部からの茎の分枝が少ないと葉が密集した典型的な丸い草株となる。(
タチカタバミ参照。)