和名はヘビイチゴの花に似て、花が大きいことから。
茎は這って長く伸び、分枝して広がる。根生葉は長柄があり、5出掌状複葉、まれに7小葉となることもある。茎の先の小さい葉は3小葉の場合が多い。葉表は無毛、葉裏は脈上に長い伏毛がある。花は長い花茎の先の集散花序につき、直径約8o。花弁は5個。萼片は三角状で、内萼片と外萼片(副萼片)が5個ずつ重なってつく。雄しべは20個。雌しべは小さなものが多数、集合する。オヘビイチゴの名がついているが、ヘビイチゴ属ではなく、キジムシロ属にあたり、果実は痩果であり、赤くならない。外萼片も
ヘビイチゴと違い、三角状で先がとがる。痩果は淡褐色、幅の狭い翼状隆起線がある。花後に花茎の節から発根し、新しい株ができる。