ミヤマシラスゲ  深山白菅
[学名] Carex olivacea Boott. var. angustior Kukenth.
カヤツリグサ科 Cyperaceae  スゲ属
三河の野草
ミヤマシラスゲの雌小穂
ミヤマシラスゲの熟した雌小穂
ミヤマシラスゲの果胞
ミヤマシラスゲの葉の基部
ミヤマシラスゲ
ミヤマシラスゲ葉の表裏
ミヤマシラスゲ果実
 匍匐根茎が横に這って広がり、群生する。茎の基部の鞘は淡色。葉は幅0.8〜1.5pの広い線形で、厚くて柔らかく、3脈が目立つ。葉裏は粉白色。茎の一番上につく雄小穂は線形で褐色。雌小穂は2〜6個がつき、円柱形。苞は葉に似て長く、最下部の苞に鞘はない。果胞は長さ約4mmで、熟すと丸く、隙間なく密集し、乾くと黒くなるのが特徴。鱗片は果胞より短いものが多く、淡緑色、凹頭〜鈍頭で、先が長い芒になる。小穂の基部の果胞に鱗片の長いものが見られる。果実は果胞の長さの約半分と小さく、3稜のある倒卵形、頂部は嘴状となる。柱頭は3分岐。
 よく似たカサスゲは果胞が密集せず、鱗片の縁が紫褐色。
[花期] 5〜7月
[草丈] 30〜80cm
[生活型] 多年草
[生育場所] 丘陵、山地の湿地
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州
[撮影] 設楽町 02.5.25
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