ミツバツチグリ  三葉土栗
[学名] Potentilla freyniana Bornm.
バラ科  Rosaceae  キジムシロ属
三河の野草
ミツバツチグリの花
ミツバツチグリの葉
ミツバツチグリの根
ミツバツチグリ
 ツチグリに似て根が肥大するのが和名の由来である。根茎は肥大し、短くて太く、塊状になる。小さな葉をつけた匐枝を伸ばして増えるのが特徴。匐枝はときに分枝する。葉は3小葉で、全体に毛が生える。小葉は長楕円形〜卵形、鈍頭、鋸歯はキジムシロよりやや粗い。葉裏が紫色を帯びることが多い。花は直径は1〜2pの黄色の5弁花。萼片は内萼片5枚、外萼片5枚とも三角状で、外萼片(副萼片)の方が幅が狭い。痩果は帯白褐色、長さ1.1〜1.2oの全体に丸みを帯びた卵形、表面に濃赤紫褐色の小点が多く、明瞭な隆起線があり、腹面に細長い付属体がある。
 キジムシロは奇数羽状複葉で、小葉が52〜7個。匐枝はなく、根茎が塊状にならない。
 ツルキジムシロはキジムシロに似て、葡枝を出す。
 西日本に多いツチグリは小葉が3〜7個で、葉裏に白毛が密生し、葡枝を出し、根茎が塊状に肥大する。キノコにも同名のツチグリがあり、まぎらわしい。
 高山などに生えるツルキンバイは3小葉で、葡枝を出すが、葡枝の葉が大きく、外萼片の先が2〜3裂する。
[花期] 3〜6月
[草丈] 15〜30p
[生活型] 多年草
[生育場所] 日当たりのよい山野
[分布] 在来種 日本全土
[撮影] 幸田町 07.4.30
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