古くから神社に植えられ、本来の自生かどうかははっきりしない。樹皮や葉は樟脳の香りがし、樟脳の原料となる。
樹皮は暗褐色、縦長の細かくて深い割れ目がある。葉は互生し、長さ5〜12pの卵形〜惰円形、革質で、光沢があり、葉脈はやや3行し、目立つ。脈腋に穴があり虫、えいができる。花は円錐花序につき、花被は黄緑色で、6裂。花被(萼)は漏斗状で6裂し、花後に裂片は落ち、杯状に筒部が残る。果実は直径約8oの球形の液果で黒く熟す。
ヤブニッケイや
ニッケイは樹皮が暗灰色、平滑。ニッケイは葉が長く、3行脈が明瞭、葉裏に灰白色の伏毛がある。ヤブニッケイは葉の形がニッケイとクスノキとの中間で、葉が無毛。