庭木や街路樹としてよく植えられている。
幹は灰白色、皮目がある。枝は紫色を帯び、鈍い稜がある。葉は互生し、長さ6〜10pの惰円形、全縁、先は短く尖り、基部は楔形、長さ1〜2pの紫色を帯びた葉柄がある。葉は濃緑色、光沢のある革質、両面とも無毛、表面の中脈は少し凹む。雌雄別株。葉腋に新芽を出し、散形花序に2〜7個の花をつけ、その年に開花する。花弁は4〜6個。萼片は4〜6個。雄花の花弁は強く後方へ曲がり、退化した雌しべ1個があり、4〜6個の雄しべが長く突き出る。雌花は花柱がなく、柱頭が球形の子房に接してつき、退化した短い雄しべがある。果実は直径6〜7oの球形の核果、赤色に熟す。核は4〜6個入り、長さ約5o、褐色、3稜形。
モチノキは枝や葉柄が緑色、ほとんど紫色を帯びない。花が黄緑色で、花弁、雄しべ、萼片すべて4個。開花はまる1年を経た2年生枝で開花する。果実は直径約10oと大きい。