古くはカラムシ、ヤブマオ等と同様に衣服などの植物繊維の材料とされた。
茎は叢生し、木質化しない。茎や葉柄が赤色を帯びる。葉は対生し、3脈があり、卵円形で長さ約10〜15p。葉先が大きく3裂し、中央が尾状に長く尖るのが特徴である。葉縁は重鋸歯。雌雄同株。単性花。雌花序は茎の上部につき、雌花が集まって赤色を帯びた球形になり、花軸に並ぶ。雌花は2個の花被片が合着して筒になり、痩果を包む。雄花序は下部の葉脇につき、淡黄白色。雄花は花被片4個、雄しべ4個をもつ。有性生殖の普通の2倍体と無性生殖(無融合生殖)による3倍体がある。全国的に分布するものは3倍体が多く、雄花も退化していることが多い。
三河地域など太平洋岸では2倍体はほとんど見られないが日本海側では普通に2倍体も見られる。写真の雄花序は長野県で撮影。
クサコアカソや
コアカソは葉先が3裂しない。