アカソ  赤麻
[学名] Boehmeria sylvestrii (Pamp.) W.T.Wang
Boehmeria tricuspis (Hance) Makino
イラクサ科  Urticaceae    ヤブマオ属
三河の野草
アカソの雌花
アカソの雌花序、雄花序
アカソの雄花
アカソ
アカソ葉
 古くはカラムシ、ヤブマオ等と同様に衣服などの植物繊維の材料とされた。
 茎は叢生し、木質化しない。茎や葉柄が赤色を帯びる。葉は対生し、3脈があり、卵円形で長さ約10〜15p。葉先が大きく3裂し、中央が尾状に長く尖るのが特徴である。葉縁は重鋸歯。雌雄同株。単性花。雌花序は茎の上部につき、雌花が集まって赤色を帯びた球形になり、花軸に並ぶ。雌花は2個の花被片が合着して筒になり、痩果を包む。雄花序は下部の葉脇につき、淡黄白色。雄花は花被片4個、雄しべ4個をもつ。有性生殖の普通の2倍体と無性生殖(無融合生殖)による3倍体がある。全国的に分布するものは3倍体が多く、雄花も退化していることが多い。
 三河地域など太平洋岸では2倍体はほとんど見られないが日本海側では普通に2倍体も見られる。写真の雄花序は長野県で撮影。
 クサコアカソコアカソは葉先が3裂しない。
[花期] 7〜9月
[草丈] 50〜100cm
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地のやや湿った場所
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州
[撮影] 額田町  01.10.20
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