マユハケゴケ  
[学名] Campylopus flagilis (Brid.)Bruch et Schimps.
シッポゴケ科  Dicranaceae  ツリバリゴケ属
三河の野草
マユハケゴケ拡大
マユハケゴケ無性芽
マユハケゴケの葉先
マユハケゴケの葉の基部
マユハケゴケ
マユハケゴケの葉
マユハケゴケの葉身細胞
 茎は短く小形である。葉は黄褐色、長さ4〜5mm、基部がやや広く、先が針状。中肋は、基部では幅の1/2を占め、上部ではほとんどを占める。葉縁は先端の細歯を除いて全縁で、内曲する。中肋はヤマトフデゴケに似て、背側にガイドセルがある。日本では凾ヘ確認されていない。茎頂に小葉状の多くの無性芽を固まってつけ、花のように見える。無性芽の長さは0.5〜2.0mm。
 類似のシシゴケは葉が長さ1〜3mmと小さくて細く、中肋が葉の基部で幅の3/4を占め、葉先に歯がない。
 写真のものは林の隣にある駐車場の敷石の間やロープに生えていたもので、葉の長さが約3mmであった。マユハケゴケは絶滅危惧種とされていたが、愛知県では新種のイクタマユハケゴケの誤りとして2009年のレッドデータブックから除外している。写真のものもイクタマユハケゴケの可能性が高いが、イクタマユハケゴケの情報不足のため、マユハケゴケとして掲載した。
[分類] 蘚類
[草丈] 12〜20mm(長さ)
[生育場所] 山地〜亜高山帯の樹陰の土上
[分布] 在来種  本州、四国
[撮影] 幡豆町 10.11.26
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