きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 ボタンイボタケ  牡丹疣茸
中 国 名 橙黄革菌 cheng huang ge jun
学  名 Thelephora aurantiotincta Corner
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 イボタケ目 (Thelephorales)
科  属 イボタケ科  Thelephoraceae  イボタケ属
 子実体は高さ5~8㎝、幅5~10㎝、多数の傘が八重咲きの花弁のように集まってつく。傘は幅広い扇形~へら形。傘の背面は橙色~橙褐色、周縁は白色、乾燥し、放射状の小しわがある。腹面は背面とほぼ同色、子実層托は乳頭状疣が多数ある。肉は革質、橙色~橙褐色、無味、乾くと漢方薬のような臭がある。胞子は非アミロイド、長さ6.5~9µm、幅6~8µmの多角形、表面に疣がある。
ボタンイボタケ
ボタンイボタケ腹面
発生時期 夏~秋
大 き さ 中型 直径5~10㎝
栄養摂取 菌根菌
発生場所 コナラ、アカマツ樹林の地上
分  布 日本、朝鮮、中国、インドネシア
食  毒 不食(中国雲南省では可食、薬用とされる)
撮  影 新城市 14.7.11
ボタンイボタケ2
ボタンイボタケ背面
ボタンイボタケ腹面2
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