きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 アケボノアワタケ  曙泡茸
中 国 名 红疣柄牛肝菌 hong you bing niu gan jun
英  名 yellowfoot bolete , chrome-footed bolete
学  名 Harrya chromapes (Frost) Halling, Nuhn, Osmundson et Manfr.Binder
Tylopilus chromapes (Frost) A. H. Smith et Thiers
Leccinum chromapes (Frost.) Sing.
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 ハラタケ亜綱 イグチ目(Boletales)
科  属 イグチ科  Boletaceae  アケボノアワタケ属
 傘は直径3~11㎝、半球形~饅頭形~扁平近くまで。背面は湿時、弱粘性、幼時ピンク色~淡紅褐色~淡ワイン色、中央は褐色を帯び、微毛状~平滑。柄は長さ4~17㎝、幅1~2.5㎝、逆棍棒形、中実、表面は白色~ピンク色、淡紅褐色の細かい鱗片を密生し、条線や不明瞭な網目となることもあり、柄の基部は黄色になる。腹面は白色、ピンク色~赤褐色になることもある。管孔は上生~離生、管孔長は10~14㎜、孔口は小角形~円形、1~3個/㎜、傷口の変色性なし。肉は柔らかく、白色~表面色、無味無臭、傷口は変色しない。胞子紋は淡紅褐色。胞子は長さ9~14µm、幅4~5µmの楕円形~近紡錘形、無色~KOHにより黄色。縁シスチジアは長さ21~58µm、幅5.5~11µmの棍棒形~紡錘形、ときに先端が突出する。側シスチジアはまれにつき、長さ26~32µm、幅5~9µmの棍棒形。
アケボノアワタケ
アケボノアワタケ
アケボノアワタケ柄の基部
発生時期 夏~秋
大 き さ 小型~中型 直径3~8㎝
栄養摂取 菌根菌 
発生場所 マツ、カバノキ、ブナなどの樹林
分  布 日本、東アジア、北アメリカ
食  毒 不明
撮  影 田原市 14.8.26
アケボノアワタケ傘2
アケボノアワタケ傘
アケボノアワタケ管孔
アケボノアワタケ管孔2
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