ヒメイワカガミの変種。冬は紅葉する。葉は長い柄があり、長さ5〜10pの卵形で、基部は心形。葉の縁には刺のついた10〜19対の鋸歯がある。表面は光沢があり、裏面は粉白色。花は白〜淡紅色で、花冠の先が細かく裂ける。萼は5個。
ナンカイイワカガミ(=ナンカイヒメイワカガミ)(var .nankaiensis T.Yamaz.)は花が白色で、葉先が尖り、葉の鋸歯が少なく、3〜6対。
三河の低山にあるものは白花がほとんどであるが、淡紅色もあり、葉の鋸歯が6〜13対程度と多く、ヤマイワカガミとナンカイイワカガミとの中間形といえるものである。これをナンカイイワカガミに含めるという見解もあり、最近ではナンカイイワカガミとしていることが多い。
母種のヒメイワカガミは本州(中部地方以北)に分布し、葉の基部に鋸歯がなく、葉の鋸歯が2〜5対と少ない。
イワカガミや
コイワカガミは山地〜高山に分布し、葉が丸い。