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和名の由来は、群がって生えることから。開花前の若い花穂は「ツバナ」と呼ばれ、万葉集にも歌われている。かむと甘味があり、根茎は利尿、止血の漢方薬として用いられる。
根茎は長く横に伸び、白色。葉は長さ20〜50p、幅約1cm、葉縁や葉先が赤くなることが多い。普通、茎の節に毛が生える。花穂は10〜20pの円柱形。小穂は苞頴に包まれ、長さ4〜6oの披針形。護頴は長さ3〜4o、基部に長さ8〜10oの綿毛が生える。果実は長さ約1o、褐色。柱頭は紫褐色、2分岐し、花後の白い綿毛の中に残っていることがよくある。
茎の節に毛がないものをケナシチガヤ var. koenigii (Retz.)Durand Pilg.、毛があるものをフシゲチガヤ var.
cylindrica と分類されるようになった。ケナシチガヤは花期が4〜5月と早く、やや湿った場所を好むとされている。
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