和名の由来は種子を食べると痰が切れるということから。
全体に毛が多く、茎には下向きの毛が密生する。葉は3小葉。小葉は長さ3〜5p、幅2.5〜4pの倒卵形、鈍頭、頂小葉の基部は90度以下の楔形、葉の中央より先寄りで葉幅が最も広い。葉は質がやや厚く、裏面に黄色の腺点があり、軟毛が密生し、表面にも毛が多い。総状花序に黄色の豆花を固まってつける。豆花は長さ約9o、翼弁と竜骨弁(舟弁)が前に長く、竜骨弁の先が細長い。萼は腺点があり、軟毛が密生し、先が5裂して、最下の萼片が萼筒とほぼ同長又は長い。豆果は長さ約1.5p、腺点があり、熟すと果皮(さや)が赤くなり、開いて、2個の黒い種子が見える。種子は果皮についたままで、はじき飛ばない。
トキリマメは全体に毛が少なく、葉先が尖り、葉の質が薄い。花の下部の裂片が萼筒より明瞭に短い。