東海地方に普通に見られるアザミ。秋に三河地方で見られるアザミはこのスズカアザミが最も多い。アザミは変化が多く、特に、スズカアザミは図鑑と一致しないことが多いので、三河地方で見られるスズカアザミと思われるものを示す。
根生葉は花期には普通なく、茎葉は羽状に中裂〜深裂まれに浅裂し、基部は茎を抱かない。葉の刺針は5〜10o。頭花はやや穂状に上向きにつき、花柄は短いか又はほとんどない。総苞は長さ16〜19oの筒形〜鐘形で、くも毛がある。くも毛の量には個体差がある。総苞は普通、やや粘る。腺点があるが、腺点の数や粘液の出る状況は個体差があり、ほとんど粘らないものから、よく粘るものまである。総苞片は9〜11列で、披針形〜長楕円状披針形、先がとがり、小さい刺針があり、少し反り返る。花冠は長さ14〜20o、直径は16〜23o。果期の冠毛は痩果の長さの4〜5倍。冠毛には鳥の羽根のように細い枝が多数あり、終期には総苞片が開いて風で痩果を散布する。(
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