世界的に広く帰化してしまった畑の害草。日本で広がったのは戦後、現在では道端で普通に見られる。若葉には青酸が含まれ、牧草とはならないようである。
太い根茎が横に広がる。茎は無毛、平滑、硬く、光沢がある。節に短毛がある。葉は無毛、幅0.5〜2pで、中肋が太くて目立ち、縁はざらつく。葉舌は長さ3o、縁毛がある。葉鞘は無毛、平滑。花序は長さ10〜50pの円錐状で赤褐色、枝は半輪生状に1〜4個。小穂は芒のない有梗(有柄)の雄性小穂2個又は1個と、大きくて芒のある無梗の両性小穂が対になっている。無梗小穂は苞頴に包まれ長さ4〜6.5o、苞頴は長さ4〜5oの光沢のある革質、毛がある。護頴は膜質で、普通、長さ9〜10oの芒があるが、無い場合もある。
小穂の芒が見えないものは、品種の
ヒメモロコシであり、変種として分類するという見解もある。変異の範囲内として分類しない場合も多い。