芽どきの枝もほとんど赤くならない。茎には鉤型の刺が生え、托葉の基部に刺が対になって生えるのが特徴である。葉は互生し、小葉が7〜9個の奇数羽状複葉で、根元の小葉の方が小さい。小葉は光沢がなく、倒卵形で、縁に鋭鋸歯がある。葉の表面は無毛で、裏面は毛が密生する。托葉はクシの歯状に切れ込み、普通、腺毛が密生し、腺毛が縁だけのものもある。花は直径約2pの白色の五弁花で、花弁の先がへこむ。花柄には腺毛や軟毛がある。萼筒が多肉質になりバラ状果と呼ばれる偽果を作る。偽果は直径6〜9oの球形、秋に赤く熟し、冬まで残る。痩果は長さ約4o、偽果に5〜12個入る。
類似の
テリハノイバラは花期が遅く、花が大きく、葉の表面には光沢があり、葉裏も無毛。托葉の腺毛も少ない。