和名はヌカスゲに似て、芒が長いことによる。アオスゲに似たような場所に生え、アオスゲのように雌鱗片に長い芒がある。苞葉も長く、花序から上に伸び目立つ。普通に見られる。
根茎は短く、大きく叢生する。基部の鞘の褐色部分がヌカスゲと同じように光沢があって長く、繊維状に分解しない。苞は長さ約3oの鞘があり、葉身も長く、花序の上に出る。雄小穂は線形で、細くてきわめて小さく、雌小穂に埋もれてしまうことも多い。雌性の側小穂は茎の上部に集まってつく。果胞は小さく、ほとんど毛がなく、短毛がまばらにあり、口部は2歯。雌鱗片に長い芒がある。
ヌカスゲは雄小穂が褐色で長く、雌鱗片の芒が短い。苞も短い。
メアオスゲは雄小穂が線形でよく似ているが、果胞が大きくて毛があり、基部の鞘は光沢がない淡褐色で、繊維状に分解する。
アオスゲは全体に大型、雄小穂が棍棒状で大きく、苞の鞘が長さ約1oのものが多い。判別が難しいものがある。