|
和名の由来は葉がネムノキに似ていることから。水田の稲の間に生えているのがよく見かけられる。茎は上部では中空であり、毛が散生し、毛の基部にいぼ状の基盤がある。葉は長楕円形の小葉を40〜60個つけ、頂小葉は不明瞭である。葉は触ると閉じ、暗くなっても閉じる睡眠運動をする。小葉は長楕円形、短い柄があり、葉先の縁が赤い。花は長さ約1cmの淡黄色の蝶形花で、旗弁の基部に赤褐色の斑点がある。豆果は節果。豆果は長さ3〜5cm、扁平で、6〜8個の小節果からなり、熟すと裂開しないで、節から切れて落ちる。
類似の帰化種としてアメリカクサネム、アメリカツノクサネムが報告されている。
アメリカクサネム Aeschynomene virginica (Virginia jointvetch , Sensitive
joint-vetch ) はアメリカ合州国の東部に自生し、高さ1.8mになるほど大型。小葉は30〜56個で、いぼ状基盤のある毛が多い。花は長さ約1cm、豆果は長さ約6cmで、クサネムとよく似ている。
アメリカツノクサネム Sesbania exaltata (Coffeeweed , Colorado River
hemp )は合衆国南部に広く自生し、前者よりさらに大きく、直立し、大きいものは3mほどになる。小葉は30〜60個。花は長さ1〜1.5cm、豆果は長さ15〜20cmと長いが、幅は細く、2〜3mmしかない。
|