クロカワズスゲ  黒蛙菅
[学名] Carex arenicola F. Schmidt.
カヤツリグサ科 Cyperaceae  スゲ属
三河の野草
クロカワズスゲの花序
クロカワズスゲの果胞の表裏
クロカワズスゲの葉鞘口部
クロカワズスゲ
クロカワズスゲ果胞
 根茎は長く横に地中を這い、茎は硬く、疎らに直立する。葉鞘口部に葉舌はない。花序は茎頂につき、数個の無柄の小穂を密生する。小穂は長さ5〜8mm、上部に雄花、下部に雌花をつける。小穂が密生し、果期には全体が1個の褐色の小穂のように見える。.果胞は長さ3〜4mmの卵形、上部は長い嘴があり、口部が斜めに切れる。果胞の基部は中央に溝があり、中身が海綿質で肥厚し、果実(痩果)は果胞の上半分ほどに入っている。柱頭は2分岐。果実は長さ1.7mm。
 採取して確認したところ、未熟の果実がほとんどで、果実が
稔ったものは1花序に1個あればよいほどであった。果胞は嘴を含むと長さ4.5〜5.0mm、果実は長さ1.75mmであった。
[花期] 4〜5月
[草丈] 10〜30cm
[生活型] 多年草
[生育場所] 湿った草地、海岸や湖畔などの砂質の湿地
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州
[撮影] 幡豆町 11.5.24
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