三河の山には多く、普通に見かけられる。茎は細くてしなやかで、短い毛が生える。葉にも短い毛が生え、1年目の枝は約2pの卵形の葉を互生し、頭花が1個だけ先端につく。葉には小さな突起状の鋸歯が5対以上つき、3脈が見える。2年目以後の茎は細長く鋸歯がある葉を数個、束生し、花はつかない。秋になると冠毛のついた果実(痩果)をつける。冠毛は不同長、白色ときに淡紅色を帯びる。痩果は長さ約7o、縦肋があり、白毛が密生する。冬に果実が飛んで開いた総苞が残る。
類似の
ナガバノコウヤボウキの方が花がやや早く咲き始める。ナガバノコウヤボウキは三河では分布が少なく、まれにしかみられない。ナガバノコウヤボウキは1年目の枝には花がつかず、2年目の枝に花がつく。