コセンダングサの変種で、頭花にコセンダングサにない白色の舌状花が4〜7個つく。舌状花は長さ2〜8mm。渡来したのは幕末の頃で、近年暖地を中心に急激に増加しているようである。地球温暖化のせいで増加する傾向にあるものとも考えられ、渥美半島では特に多く、三河の山間部でも見られるようになってきた。
痩果はコセンダングサと同じである。痩果は放射状に球形につき、先端に黄色の芒(刺)が2〜4個あり、芒には白色の下向きの小刺がある。果皮は黒色で上向きの小刺があり、基部はときに黄色に膨れる。
三河地方では、痩果は芒が2個のものが多く、腺点が不明瞭であるが、やや粘る。茎や葉の両面に白毛があるが、密生するものや茎にほとんど毛がないものもある。
痩果には腺点がなく、芒が2個で、葉裏の脈上に毛のないものはアワユキセンダングサ var.
bisetosa とする説もある。
舌状花の長さが10〜16mmあり、花の直径が3cm程度の大きいものを
オオバナノセンダングサ(タチアワユキセンダングサ) という。コシロノセンダングサとオオバナノセンダングサを区別しない場合は両者を含めてシロノセンダングサ(シロバナノセンダングサ)という場合もあるが、オオバナノセンダングサは var.
radiata でなく、別種のBidens alba が妥当と思われる。
コセンダングサとコシロノセンダングサの雑種と考えられている
アイノコセンダングサも多いが、3種を区別しないという説もある。上の写真では舌状花のないものからやや長いものまで混在している。英名のhairy
beggarticks は 3種を含めた Bidens pilosa L. を指す。