葉は枝先に3個輪生し、長さ3〜7p、幅2〜5pの広卵形〜菱状広卵形で、葉幅は中央部より基部よりが最も広い。若葉の両面には毛が密生する。次第に毛が取れ、葉裏の脈が目立つようになる。葉柄は長さ3〜7o、褐色の長毛が密生し、葉の展開時期の毛はほとんど白色である。他のツツジより花期が早く、葉の展開前又は同時に開花する。雄しべは10個。花糸及び花柱は無毛。子房には白毛が密生し、花柄にも長毛が密生する。
よく似た
ミツバツツジは葉の展開前に開花する。ミツバツツジの若葉には微小な腺毛があり、毛が取れてもコバノミツバツツジほど葉裏の脈が目立たない。ミツバツツジの雄しべは5個であり、花柄には短い腺毛があり、花期には判別しやすい。
そのほかの類似種としては渥美半島で見られるといわれるトサノミツバツツジ、奥三河で見られる
トウゴクミツバツツジがある。トサノミツバツツジは花糸の基部に粒状の突起があり、花柄に乳頭状の腺点がある。