麦とともに古く、輸入されたものと考えられている。和名は食用にならず、カラスが食べる麦という意から。茎は直立して、叢生する。葉は無毛、長さ10〜20p、幅0.7〜1.5p。花序はまばらな円錐状で、長さ10〜20p。葉舌は鈍形で、縁が細裂する。小穂は長さ20〜25oで、2〜3個の小花からなる。苞頴は長さ20〜23o。護穎は黄褐色、長毛があり、
芒を護穎の背面につける。小穂から小花の数だけ芒が長く突き出る。芒は中間で曲がり、下半分が黒褐色で、捻じれ、上半分は黄色。果実は長さ約7mmの長楕円形、淡黄褐色の毛が密生する。
護穎に長毛のないものはコカラスムギというが、毛の量は個体差であり、分類しないのが普通。
類似の
マカラスムギは全体に大きく、葉の幅も広く、小穂から突き出る芒は1本。ミナトカラスムギは護穎の先が2深裂し、芒状になる。オニカラスムギは小穂が長さ約4cmと大きく、葉舌が細裂しない。