三河の海岸に近い林ではよく目につく。全体に無毛。茎や葉に傷をつけると白い汁が出る。幹は灰褐色〜灰色、かなり白さが目立つものもある。葉は互生し、長さ8〜20p、幅3〜8pの卵状楕円形、全縁で、長さ約2pの葉柄がある。葉の基部は円形〜やや心形で、先が尖る。花は雌雄別株。小さな花が多数内部について形成される花嚢は雌雄が同形。紫褐色に熟した雌果嚢は直径約1.6(1.4〜1.8)p、甘く、食べられる。雄果嚢は基部が細長く伸び、硬くてまずい。
葉が細く、不規則に切れ込むのは変種の
ホソバイヌビワ。
イヌビワとイヌビワコバチの共生関係はよく話題になる。