赤紫色の根茎を延ばして増える。葉は幅2〜4oの線形で、苞葉は普通、水平からやや下向きに3個つく。周囲の草丈が高いときなど、場所によっては最下の苞葉が直立するときもある。花序は1個で、小花1個だけの小穂が密に固まってつき、直径0.6〜1pの球形になる。ヒメクグ属は4個の鱗片をもち、2個は大きく、2個は小さい。大きい鱗片には緑色の竜骨があり、竜骨は平滑で、刺がない。果実は広倒卵形。
日本にはヒメクグ、
アイダクグ、タチヒメクグ、タイトウクグのヒメクグ属4種が分布する。(参考 谷城 勝弘著 カヤツリグサ科入門)
アイダクグはヒメクグとよく似ており、混生して見られることもある。アイダクグの鱗片竜骨には数個の小刺があり、肉眼では難しいが、10倍のルーペを使えば確認できる。