キンミズヒキより全体に小型で、日影を好み、山地で普通に見られる。茎は細く、ややまばらに短毛が生える。奇数羽状複葉。葉が茎の下部にロゼット状につくことも多い。小葉は3〜7個、先端の3小葉は楕円形〜倒卵形で、下の側小葉は小さい。葉縁に鈍鋸歯があり、葉裏に小さな腺点がまばらにある。キンミズヒキより小葉が丸味を帯び、鋸歯も丸味を帯びることが多いが、例外も多い。托葉は大きくて茎を挟むようにつき、成長の良い大きく伸びた個体では葉の間が開いていて托葉が目立つ。花は直径約5o。花弁の幅がキンミズヒキより狭く、長楕円形。雄しべは少なく5〜8個。雄しべが少ないのが特徴である。果期には萼筒が発達し、長さ約3mmで、萼筒の縦肋はやや不明瞭で、キンミズヒキより萼筒が短い。萼筒には白色の腺点がある。
キンミズヒキは全体に大きく、毛が多く、雄しべの数が8〜15個。誤認しやすい
チョウセンキンミズヒキは雄しべの数が12〜28個である。